空気清浄機の選び方
こんにちは
2月も折り返し地点になりましたが、最近花粉が飛び始めて花粉症持ちの方には、くしゃみや目のかゆみで辛い2ヶ月が始まりそうですね。
今年もなかなか手強いようで勘弁です。
そんなこともあり、今回は空気清浄機の選び方についていくつかのポイントをご紹介します。
適用床面積
まず見るべきポイントとして、適用床面積です。適用畳数とも言いますが、この適用床面積とは、規定の粉塵量を30分できれいにできる面積のことを表します。
簡単にイメージすると、5本のタバコを吸った時に相当する空気の汚れを、30分かけてきれいにできる広さと表されるようです。
そのため、設置を検討している部屋の畳数の2倍の適用畳数がある空気清浄機が効率的に清浄してくれる望ましいものとされています。
もしこの適用床面積が小さい空気清浄機になると、空気が入れ替わるまでの時間が伸びてしまいますし、逆に大きすぎると空気清浄の効率や時間は良くなり短縮されますが、その代わり値段も上がるので、目安として部屋の2倍の面積の空気清浄機を選ぶことがポイントです。
フィルター
空気清浄機の心臓部分となるフィルターですが、大きく分けて2つあります。
集じんフィルター
この集じんフィルターは、HEPAフィルターとTAFUフィルターとありますが、HEPAフィルターは0.3μmの微細な粒子を99%カットする優れものなフィルターになります。
そのため、花粉やハウスダスト、PM2.5といったものをしっかり吸収して止めてくれます。
また、TAFUフィルターは撥水性に優れていることから、日頃の手入れの際に手入れがしやすいという特徴を持っています。
活性炭フィルター
活性炭フィルターは、臭いに大活躍です。
活性炭は物質の吸収に優れていることから、ミクロの小さな臭い分子もしっかり吸着してくれます。
なかなか取りにくいタバコの臭いもしっかり吸着して清浄できます。
フィルターを選ぶポイントとして、寿命年数で選ぶのがポイントです。
フィルターも消耗品なので、できるだけ長い年数のものを選ぶことでランニングコストを抑えることができます。
フィルターは大きくこの2種類になりますが、注意点として定期的なメンテナンスは欠かせません。メンテナンスをしなくても問題なく使うことはできますが、清浄能力が落ちてきてしまうこととフィルターの消耗が激しくなり取り替え時期が早まり、結果的にコストが増えてしまいます。
基本的には2週間に1回はメンテナンスをしましょう。
そのためメンテナンスの際に複雑なつくりでなかなか取り出せないものや取り出しにくいフィルターではなく、シンプルで取り出しやすい清浄機を選ぶことも大切です。
様々な機能
そのほかのポイントとして、機能で選ぶこともできます。
様々な商品にそれぞれの機能がありますが、便利な機能をいくつかあげてみます。
静音モード
静音モードがあると、静かな夜もストレスなく使えます。
空気清浄機はほとんどのものが、扇風機であるファンで空気を排出していることから、どうしても音が出てしまいます。昼間は外の音や生活音であまり気にならないですが、夜静かになると気になることもあります。
そのため、静音モード機能では夜間も空気清浄できて年間を通してずっと止めることなく使うことができます。
自動お掃除機能
自動お掃除機能は、毎日忙しい方に便利な機能です。フィルターは、2週間に1回を目安に手入れをする必要があるので、忙しい方ならなおさら手間のかかるものです。
それを解決してくれるのが自動お掃除機能です。
しかし、自動でお掃除してくれるからといって全く手入れは不要かということではなく、月に1回は必ず手作業でお手入れする必要があります。
そのため、月2メンテナンスが月1メンテナンスになるというイメージですね。
除加湿付き
夏でも冬でも大活躍になるのがこの機能です。梅雨や夏の時期は除湿で湿気を取り除き、冬は加湿で乾燥を防ぐ便利な機能です。
しかし、特に冬の時期は加湿タンクにカビや雑菌が繁殖しないように、いつも以上にタンクの手入れが大切です。
冬の寒さもあともう少しになりそうですが、これから始まる花粉対策もしっかり行って行きたいですね。
それではまた。
関連情報