今年の節分は2月3日です!
こんにちは!
2022年も12分の1が終わりもうすぐ2月ですが、2月は節分ですね。
いつも便利グッズやお役立ち情報をご紹介していますが、今回はテーマを変えて、季節の話題として節分について書きたいと思います。
みなさん、節分の日って何をしますか?
恵方巻きを食べて、豆まきして、自分の歳の分豆を食べる方が多いと思いますが、節分の由来やなぜ恵方巻きを食べようになったか知ってますか。
毎年、季節柄当たり前のように過ごしていた節分も、今年は知識もグレードアップして、節分を迎えるもいいかもしれませんね!
節分の由来
実は節分は年に4回あります。この節分とは、字のごとく「季節の分かれ目」を意味し、立春、立夏、立秋、立冬の前日が節分とされているようです。
そしてこの季節の変わり目は、邪気が入りやすいと言われています。
私たちの身近な例だと、季節の変わり目は体調を崩しやすいことと似ていますね。
ではなぜ節分は年4回もあるのに、この2月の節分が注目されるのか。
それは、四季の中で冬から春にかけての変わり目が1年の境とされていて、現代では12月31日に年越しそばを食べるような感覚で、この立春の前日が大晦日として考えられていたからのようです。
そのため、新しい年を迎えるにあたって、邪気の象徴と言われている鬼を家庭から追い払うために豆まきのイベントが始まりました。
正式な豆まきは意外と大変だった
節分のメインイベントといえば、まず思いつくのは豆まきではないでしょうか。
豆まきは元々、中国で古代に大晦日に行われていた邪気払いの行事が、奈良時代に日本へ伝わったのが始まりです。
そして、現代の炒った大豆を「鬼は外! 福は内!」と言いながら外へ豆をまくスタイルは江戸時代に確立され全国に広がりました。
邪気である鬼は夜に現れるとされているため、豆まきは夜に行うのが一般的です。
家族全員が揃いやすのも夜かと思いますので、ちょうどタイミングも良いですしね。
やり方として、まず、家の玄関や窓を開けて「鬼は外!」と豆をまき、鬼を追い払います。
そして鬼が戻ってこないように、また、福も鬼と一緒に外へ逃げていかないように玄関の戸や窓を閉めます。窓や玄関の戸を閉めたら「福は内!」と部屋の中に福豆をまきます。
これを奥の部屋から順番に行って鬼退治と福撒きを行います。
家中豆だらけになるので大変ですね。。笑
(お掃除グッズも今後紹介していこうと思います!)
そして最後に、豆まきが終わったら1年の厄除けと幸運を願って自分の年齢に1つ足した数の豆を食べます。これは実年齢+新年の分としての考え方があるようです。
もし「そんなに大豆ばっかり食べれるわけないわ!」という方は、福茶がオススメです!
福茶はいたって簡単です。
作り方も載せておくので、参考にしてくださいね。
材料
福豆3粒
塩昆布or 昆布の佃煮
梅干し1粒
熱湯(緑茶でも可)
作り方
梅干しの種を取り、湯飲みに材料を全て入れて熱湯を注ぐ。これで完成です。
大豆多くてなかなかツラい。。という方は試してみてください!
恵方巻き
豆まきもそうですが、恵方巻きも節分には欠かせないですね。
恵方巻きは、江戸時代から明治時代に始まったと言われています。
元々、恵方巻きという呼び方ではなく太巻き寿司や丸かぶり寿司といった呼び方でしたが、商売繁盛や節分を迎えるお祝いで関西の商人や芸子が中心となって食べていたようです。
それが、七福にかけて福を巻いた寿司として「恵方巻き」というものが生まれました。
通常太巻きは1口サイズに切って食べるのが一般的かと思いますが、この節分に限って切らないで一本丸々を丸かじる食べ方になったのも
また、無言で食べるのが恵方巻きのルールとなっているのも、七福を巻いた寿司から「福を逃さないため」や「福を切らない」といった理由があるためという説もあります。
そして、その年の縁起の良い方角を向いて食べることによって、願い事が叶うとされています。
ちなみに、今年の方角は 「北北西」 になります!
今回は、季節のテーマとして節分をご紹介しましたが、いつも当たり前に過ごしているイベントも、由来や作法など知ると
またいつもとは違った楽しみもできるかもしれませんね。
楽しくいつもと少しグレードアップした節分になったら幸いです。
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