【身体への投資シリーズ2】肩こりの原因と解消法1
こんにちは。今年も残りわずかとなりました。
前回の記事で、集中力や睡眠の質向上グッズとして耳栓をご紹介しましたが
今回から数回に分けて【身体への投資シリーズ】と題して、多くの皆さんが抱えている身近な不調の原因や解消法について書いていきたいと思います。
そこで2回目は多くの皆さんが悩まれている「肩こり」についてです。
日本人の3人に2人が肩こり持ち
日常生活で感じる身体の不調として、腰痛や眼精疲労、偏頭痛と色々と思い浮かびますが
その中でも肩こりは「日本の国民病」と言われるほど、日本人の3人に2人が肩こりで悩んでいると言われています。
それも事実、私も肩こりで悩んでいるその1人ですが、本当に肩こりって厄介な不調ですよね。肩こりが起こる原因としていくつか紹介します。
肩こりの原因
肩こりの原因は様々ですが、直接的な原因は「血行不良」にあります。
長時間の同じ姿勢
デスクワークの方は避けて通れないこの問題ですが、長時間同じ姿勢でいると筋肉が疲労し、血流中に老廃物が溜まり血行不良を起こします。
特にコロナの影響で今やもう当たり前になったテレワーク。コロナ前は、会議や社内で移動することがありましたが、会議もオンラインになりこれまで以上に同じ姿勢になりやすくなりました。
デスクワークの他にも、主婦の方は食器洗いや洗濯など常に同じ姿勢でいる方も要注意です。
パソコンやタブレットによる目の疲れ
これもテレワークの広がりによって増えましたが、眼精疲労も肩こりの一因になります。
パソコンの光による刺激で目の疲労が蓄積して、無意識のうちに見にくいなと感じるようになります。
この「見にくい」という情報は脳へ伝達され、脳はこのストレスを回避しようと目や首、背中といった筋肉に負荷をかけます。
筋肉が緊張することで血流が悪くなり、老廃物がたまりやすくなります。
また、人間の頭の重さは体重の約10%と言われています。そんな重たいものを首で支えているわけですから、首は特に筋肉が緊張しやすい場所でもあります。
ストレス
精神的なストレスは自律神経の乱れにより肩こりの原因になります。
自律神経には日中活動する時に優位になる交感神経と、睡眠や休息の時に優位になる副交感神経の2種類があります。
通常では交感神経と副交感神経が交互に働いてバランスを保ちますが、今の時代はストレス社会とも言われているように、毎日私たちは仕事や育児など様々なストレスを受けます。
ストレスを受けることによって、この交感神経と副交感神経のバランスが悪くなり、常に交感神経が働こうとし、その結果血管が収縮し血行が悪くなるのです。
肩こりの解消法
肩こりの直接的な原因は血行不良になりますが、日々の生活で血流の流れを悪くしないためにはどうすればいいのでしょうか。
今回は特に日常生活で気をつけられることに絞ってみます。
体を動かす
長時間のデスクワークでも、こまめに体を動かすように心がけましょう。
少なくとも1時間に1回はリフレッシュのために立ち上がったり、肩回すなど意識的に動かすことが大切です。
また、筋肉の衰えを防ぐためにヲーキングやサイクリングなど適度に運動することも大切です。
パソコン画面から距離を保つ
パソコン画面を見続けていると、だんだんと無意識のうちに背中が猫背になり画面からの距離が近くなってきます。
そのためパソコン画面からの距離は最低40cmの距離を保つことが大切です。
また、パソコン作業を1時間したら10分の休憩など目を休ませましょう。
ストレスを溜めない
ストレスは万病の元と言われるように、ストレスを溜めて良いことは何一つありません。
ストレスは一人で溜め込まず、家族や親友といった親しい人と話すことによって、気持ちの整理がついたり解決策が自然と見えてきたりします。
また、親しい人と話すことによって笑うこともストレス発散の大事なポイントです。
笑うことでストレス解消になることも科学的に有効であると証明されています。
ストレス社会と言われている今の時代に、ストレスを受けないように過ごすことはできませんが、受けたストレスをその都度しっかり解消していくことが大切です。
今回は、肩こりの原因や日頃できる肩こり解消法をご紹介しましたが、次回は解消グッズを中心に書きたいと思います。
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