BRAIN MAGIC 左手デバイス Orbital2 徹底分析してみました
こんにちは。
新年度が始まり、入園式や入学式、新社会人と街中を歩いていると、新しい一歩を感じる季節になりました。
前回はカバンの老舗メーカー「エース」について徹底分析してみました。
今回は、久々の左手デバイス、BrainMagicのOrbital2についてみてみようと思います。
BRAIN MAGIC とは
この左手デバイスのメーカーであるBRAIN MAGICですが、このメーカーのコンセプトとしてクリエイターが普段使っていて悩んでいる、困っているものを改善した商品を生み出すというものがあります。
以前、左手デバイスの記事でも書きましたが、左手デバイスの特徴として、作業が早くなること、右手左手でそれぞれ役割を決めて進めることによって作業の効率化といったメリットがあります。
そんな左手デバイスの最大のメリットがある一方、デメリットとして左手デバイスに限定されることではないですが、クリエイターといったパソコン作業が多い人にとっては、腱鞘炎といった職業病にもなりやすいです。
そんな悩みを解決したものが、これからご紹介するOrbital2という商品になります。
Orbital2
一般的な左手デバイスにあるような、マウス、ショートカットキー等々の機能はもちろんのこと、ゲームやイラスト制作といった幅広いものに使うことができます。
そして、腱鞘炎や作業の効率化といったクリエイターが抱えている悩みを解消するために産まれた商品がこのOrbital2です。
Orbital2の機能
Orbital2の代表的な機能としては、以下の通りです。
・プログラムマクロ
・キーローテーション
・テキストブロック
・マウス機能
・プロファイルの切り替え
構造の特徴として、センターにある360度倒せるオービタルエンジンですが、そのオービタルエンジンは、倒したり回したり押したりといったこの3つの動作の組み合わせで、複数のパラメーターを調節することができます。また、ダイヤルを左右に回すことによって各種ある機能を実行できるとても手首に負担をかけないツールになります。
Orbital2のネックポイント
そんなOrbital2ですが、唯一ネックポイントとしてあるのが、値段が他の一般的な左手デバイスよりも32,000円とお高めなところになります。
ネットでも、「オービタル2 高い」や「高い 理由」といった検索ワードが候補に上がるように、デバイスの値段が高いですが、これにはいくつか理由があります。
理由その1
1つ目の理由として、中のセンサーがそれぞれ高耐久性でコストが高いという点です。
普通のテレビなどのリモコンのボタンの耐久性は3万回と言われているそうです。
しかし、プロのクリエイターといった長時間デバイスを使う人にとっては、1時間に1000回も当たり前のように存在します。
そのため、単純計算1日8時間もすれば、8000回、4日で32000回と4日で普通のリモコンの耐久性を超えてしまう計算です。
もちろんこれは極端な話にはなりますが、そんな高耐久性のものを使ってセンサー原価が高いからこそ、値段が他の左手デバイスよりも上回ってしまう理由に繋がります。
理由その2
2つ目の理由として、塗料にもこだわっている点があります。普段使っていると、経年劣化で塗装が禿げてきてしまします。
使えば使うほど、塗装が剥がれてしまった見た目になりますが、高品質の塗料を使うことによって、他の左手デバイスよりも剥がれにくいという特徴があります。
また、特にこのコロナの時期は、外出先や家の中でもアルコール消毒を多く行います。そのため、アルコールがついた手でデバイスを触ることによって塗装が剥がれたり、変色する原因になります。しかし、耐アルコール性にもなっていることからアルコールがついた手で触ったとしても色落ちがしにくいという今時のメリットもあります。
ここまでネックポイントとして2つの理由を紹介しましたが、訳ありの値段高い商品で納得もしやすいですよね。
ハリーポッターやスターウォーズといった世界的ヒット映画を産み出しているアーティストや有名youtuberもこのOrbital2を愛用されているそうです。
今回もここまでありがとうございました。
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